英文メールで認識を確認する:決定と理解を区別して書く
会議で聞いた内容に自信がないときは、自分の理解と、実際に合意したことを分けて確認します。「担当は決まったが期限は未定」のように、一部だけ確定している場合もあります。すべてをまとめて「合意したとおり」と書かないことが、手戻りを防ぐ第一歩です。
同じ作業でも、「合意」「理解」「提案」で英文が変わる
次の3文は、いずれも相手のチームによる原稿確認に触れていますが、前提が違います。
- 実際に合意している:As agreed, your team will review the draft.
合意したとおり、そちらのチームが原稿を確認します。 - そう理解したが、確かめたい:My understanding is that your team will review the draft. Is that correct?
そちらのチームが原稿を確認するという理解ですが、合っていますか。 - これから新しくお願いしたい:Would your team be able to review the draft?
そちらのチームで原稿をご確認いただけますか。
会議で案として触れただけなら、As agreed は強すぎます。My understanding is that ... も、実際には話していない依頼を、以前からの共通認識のように見せるためには使いません。新しい依頼は、そのまま依頼として書きます。
「議論した」と「決まった」を取り違えない
担当・期限が未確定なら避けたい例
As discussed, your team will send the final version by Friday.
話し合ったとおり、そちらのチームが金曜までに最終版を送ります。
担当も期限も未確定なら、問題は冒頭の表現だけではありません。後半の will send the final version by Friday が、すでに確定した作業のように読めます。As discussed に置き換えるだけでは解決しません。
まだ確認が必要な場合
We discussed a review by your team; could you confirm who would handle it and whether October 20 would be feasible?
そちらのチームでの確認について話しました。担当者と、10月20日までの対応が可能かをご確認いただけますか。
実際に送るときは、何の確認か、必要な時刻とタイムゾーンも補います。また、内容確認の担当を、最終承認者や配布担当と取り違えないようにします。
担当と期限を分けて確認するメール例
前提:研修ガイド第2版の内容確認を相手チームに相談しましたが、担当者と期限はまだ合意していない設定です。
Subject: Clarifying the review process for the training guide v2
Hi Alex,
My understanding from our discussion is that your team will review the instructions in version 2 of the training guide before we circulate it more widely. Could you confirm whether that is correct?
If so, could you also confirm the following?
- Who would be the reviewer?
- Would it be feasible to send comments by 3 p.m. JST on October 20, 2026?
The reviewer and deadline are still unconfirmed. Please correct any part of this summary that does not match your understanding.
Thank you.
Best regards,
Yuki
意味:まず「相手チームが確認する」という理解自体を確かめ、そのうえで担当者と希望期限を尋ねています。期限を新しく提案しているため、As agreed や、確定した期限を示す言い方にはしていません。自分が管理する記録では、返答までは未確定と残します。
関係や返答に合わせた使い分け
普段から連携している同僚:Just to check, are you reviewing the instructions, or should I ask someone else?
担当だけが不明なら、こうした短い確認でも十分です。すでに決まった内容を一から聞き直す必要はありません。
顧客・社外パートナー:案件名や資料の版を示し、誰が判断できる事項かを確認します。内容の確認を引き受けてもらっただけで、最終承認や社外公開も任されたと解釈しないようにします。
一部だけ返事が来た場合:Our team can review it. という返答だけなら、担当者や日時まで確定したとは限りません。未回答の部分だけ続けて尋ねます。
Thank you. Who should I list as the reviewer, and would the proposed deadline work?
ありがとうございます。担当者としてどなたを記載すればよいですか。また、提案した期限で対応可能でしょうか。
返事がないことを合意の根拠にはしません。ただし、すでに明示的に合意した事項まで「未確定」に戻す必要はありません。相手の返答で変わった部分だけを記録に反映します。
送信前の4点チェック
- 合意した事実、自分の理解、新しい提案を分けたか
- 担当者・作業の範囲・期限のうち、何が未確定か分かるか
- 「確認する」を、承認・作成・配布に広げていないか
- 相手が一部だけ答えても、未回答の項目を特定できるか
英文は説明のための作例です。日時・担当者・条件は実際の状況に合わせて調整してください。
AIを用いて作成し、自動チェックを経て掲載しています。
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